BB2 House 5の強度&セットリスト:FEELCYCLE

FEELCYCLE「BB2 House 5」は、全身の脂肪燃焼を目的とした中級者ボディバーンシリーズで、レッスン使用曲にハウスミュージック、エレクロ、トランスのみを採用したプログラムの第五弾です。
2021年にリリースされた前作「BB2 House 4」から約2年ぶりの新作リリースとなりました。

2023年リリースのプログラム。
イギリスのシンガーソングライターカラム・スコットの”Rise”のSam Feldt Remix、EDM・プログレッシブ・トランスを代表するDJと知られており、DJ Mag Top 100で5年連続1位を獲得したアーミン・ヴァン・ビューレンの”Dominator”、グラミー賞最優秀ダンス/エレクトロニカ・アルバム賞の候補になったスティーブ・アオキの”Rave”などの2019年以降のハウスの曲を選曲。

FEELCYCLE公式SNSより

使用するハンドルポジションは、ポジション2とポジション3のみ。
ダンベル1曲を含み、ダンベルの後に3曲ある全12曲構成です。

シラタキ
シラタキ

【筆者紹介】暗闇バイクフィットネス「FEELCYCLE」歴6年のシラタキです。
レッスン受講総数はスタジオとANYWHEREを合計して1000本超。
根っからのHouse好きです。
ブログ「FEELCYCLIST」ではオリジナルの強度表とレッスンレポートを公開。
エックスではレッスン直後の感想を発信しています。

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BB2 House 5の強度

直近リリースされた「FEEL NOW」と比べて明らかに高い負荷を感じました(高強度)

ランが登場するのは3曲。
ダンベル前の8曲目と、ラスト2曲の11曲目と12曲目です。
いずれもBPM150での爆速ランというモンスターセット。
8曲目のランは、前の曲までの緩めのセット&8曲目自体も通常はリズムのため、比較的万全のコンディションで臨みやすく、次がダンベルだろうという安心感もあって心身ともに負荷は少な目。

一方、ラスト2曲については矢継ぎ早に繰り出されるランで一気に消耗します。
まずはラス前11曲目。
爆速ダブルタイムから始まりポジション3ラン。
ポジション3は32カウント区切りで座らせてもらえるものののセットの間隔が短い。
しかも2セットで終わりかと思いきや曲が終わらず追い込みラン。

きっとラス前の11曲目が実質のラストで、ラストソングは「BB2 House 1」のように緩く流すんだろうなと想像していたら、、12曲目も11曲目と似たような感じのガンガンビートが。
この時、さすがに恐怖を覚えます笑
1セット目のポジション3ランは32カウントで座らせてもらえるものの、2セット目は64カウント、3セット目は96カウントまで行ってしまいます。
それで終わらず爆速ダブルタイムのプッシュアップでフィニッシュ。

この2曲が際立ちすぎて他のセットリストが霞んで見えます。
序盤から7曲目までは、ポジション3ダブルタイムでこぐ場面は限られ、強度控え目のセットが続きます(ここまでなら並強度と考えていました)
タップ&プッシュとバックトゥアップを繰り返すディープセットがあるものの、リズムで繰り返すだけ。
ダンベルはフライを含むため、クローズでどれだけストイックに向き合うかで強度の感じ方が変わってきそうです。

走破のポイント

ラス2曲まではビビらず全力を出し切って

ラスト2曲を迎えるまでは、普段のBB2やFEEL NOWをこぐ時と同じスタンスで大丈夫。
ダンベル前後からポジション3ダブルタイムが登場したり、プッシュアップのテンポが速くなったりと強度が上がっていくものの、後々のことを考えて抑えるほどでは無いと思います(抑えてもこげないものはこげないという諦めが半分入っています)
その時々の動作に集中して丁寧にアプローチの回収を。

ラス2曲はとにかくラン。
予めセットを頭に入れておくと安心かもしれません。
極めてストイックなので初見では煽られて無理しないように。

お腹で体を支える

序盤から繰り返し出てくる立ちこぎ中のプッシュアップやサイサイ。
どちらもお腹でしっかり支えて肩に余計な力が入らないように。
下を向くと肩に力が入りやすいので顔は常にインストラクターさんを捉えるように上げて。

バックトゥアップのディープセットは普通の2カウントを繰り返すだけなので手持無沙汰感が笑
この時も肩や腕に頼らずお腹で支えることを意識。
アップ時もバック時も変わらずお腹で支えられるようになる練習に最適です。
余裕があればバック時は極力バウンスを抑えて。

ランももちろんお腹で支えます。
要領はポジション3ダブルタイムと同じでペダリングを速めるだけ。
肩や腕、ハンドルを握る手に力が入りやすいので脱力の意識を。

腕へのアプローチを

セットリストを通してプッシュアップ多めで、かつ、ダンベルはフライ込み。
プッシュアップは極力深くアプローチしたいところ。
2ダウン2アップやテンポが速いプッシュアップも出てくるため、この時は完全に上体を上げ切らず、気持ち下げた状態から入るのを繰り返すとカウントに追いつきやすい。

フライのアプローチを高めるなら毎回肘が付くくらいのストイックなクローズを。

各曲の動作と強度

🚲01
Something / Martin Garrix & Breathe Carolina
2:43
[P2↓× DT:BPM128]
[PUSH & ELBOW]

ダブルタイムでプッシュ&エルボーのセット。

ダブルタイムスタート。
1セット目は、プッシュ&エルボー4カウント
→ドロップで2カウント
→2プッシュ2エルボー。

2セット目は、プッシュアップ2カウント。
エルボーダウン2カウント。
ドロップでプッシュ&エルボー2カウント
→2プッシュ2エルボー。

シラタキ
シラタキ

プッシュアップ後のエルボーダウンはハンドルに体重がのりやすい。
お腹を縦に縮めることを意識して。


🚲02
Rave / Steve Aoki, Showtek, MAKJ feat.Kris Kiss
3:25
[P3↑× RH:BPM128]
[PUSH UP / SIDE TO SIDE / BACK TO UP]

プッシュアップ、サイサイ、バックトゥアップのセット。

リズムスタート。
開始まもなく立ちこぎポジション3。
1セット目は、プッシュアップ4カウント
→ドロップで2カウント。

2セット目は、ドロップでサイサイ。

一旦座って、再び立ちこぎポジション3。
3セット目は、バックトゥアップ4カウント→2カウント。
ドロップでサイサイ。

シラタキ
シラタキ

サイサイは小幅でも上体全体で左右へ。
お腹から力を抜かずに。


🚲03
By My Side / Wolfpack, Jerry Davila, Jonathan Mendelsohn
3:13
[P2↓P3↑× DT:BPM128]
[ELBOW DOWN / STANDING FAST]

ダブルタイムでエルボーダウン、スタンディングファストのセット。

ダブルタイムスタート。
1セット目は、エルボーダウン2カウント。
ドロップでスタンディングファスト8カウント→4カウント。

2セット目は、エルボーダウン4カウント→2カウント
→ライト&レフト
→シングルカウント。
ドロップでスタンディングファスト8カウント→4カウント。

シラタキ
シラタキ

肩の力を抜いて。
スタンディングファストでもハンドルを強く握り過ぎないように。


🚲04
Nalu / Deep Chills & Brendan Mills
2:19
[P3↑× RH:BPM120]
[ELBOW DOWN / SIDE TO SIDE]

エルボーダウンとサイサイのセット。

リズムスタート。
開始まもなく立ちこぎポジション3。
1セット目は、エルボーダウンオフビート2カウント。

立ちこぎ継続。
2セット目は、サイサイ。
エルボーダウンオフビート2カウント。

シラタキ
シラタキ

ハンドルを優しく握って。


🚲05
SHINE Ibiza Anthem 2022 (Extended) / Paul van Dyk & Aly & Fila
6:53
[P3↑× RH:BPM138]
[TAP IT BACK / TAP & PUSH / BACK TO UP]

前半はタピバとタップ&プッシュ。
後半はバックトゥアップのディープセット。

リズムスタート。
開始まもなく立ちこぎポジション3。
1セット目は、タピバ。
タップ&プッシュ。

立ちこぎ継続。
2セット目は、バックトゥアップ8カウント
→4カウント→2カウント。

シラタキ
シラタキ

曲の半分はバックトゥアップ2カウント。
お腹に力を入れたまま、軸真っ直ぐを意識して。


🚲06
By Your Side / Mike Perry
2:35
[P2↓P3↑× DT:BPM123]
[PUSH UP / ELBOW DOWN / PUSH & ELBOW / P3DT]

ダブルタイムでプッシュアップ、エルボーダウン、プッシュ&エルボー、ポジション3ダブルタイムのセット。

ダブルタイムスタート。
1セット目は、プッシュアップ2カウント。
エルボーダウン2カウント。
4プッシュ4エルボー2カウント。
ドロップでポジション3ダブルタイム32カウント。

2セット目は、プッシュ&エルボー2カウント
→2プッシュ2エルボー
→プッシュ&エルボー2カウント。
ドロップでポジション3ダブルタイム48カウント。

シラタキ
シラタキ

プッシュ&エルボーの直後にポジション3ダブルタイム。
あらためてお腹の力を入れ直して。


🚲07
Game Over / Unsenses, GLDY LX
3:24
[P3↑× RH:BPM150]
[PUSH UP / TAP & PUSH / CROUCHING]

プッシュアップ、タップ&プッシュ、クラウチングのセット。

リズムスタート。
開始まもなく立ちこぎポジション3。
プッシュアップ4カウント→2カウント
→2ダウン2アップ。
ドロップでタップ&プッシュ。
タップ&プッシュ+2ダウン2アップ。
ダブルタップダブルプッシュ。

クラウチング64カウント。
プッシュアップ4カウント→2カウント
→2ダウン2アップ。
ドロップでタップ&プッシュ+2ダウン2アップ。
ダブルタップダブルプッシュ。

シラタキ
シラタキ

プッシュアップはハンドルに胸から近付けて。
2ダウン2アップは途中でしっかり止めて二の腕に体重をのせて。


🚲08
That Way (Raakmo Remix) / VINAI & VAMERO feat.Chris Crone
2:48
[P3↑× RH:BPM150]
[PUSH UP / P3RUN / P2RUN / TAP IT BACK]

プッシュアップ、ラン、タピバのセット。

リズムスタート。
開始まもなく立ちこぎポジション3。
1セット目は、プッシュアップ2カウント。
ドロップでポジション3ラン32カウント
→ポジション2ラン32カウント。

リズムへ減速して立ちこぎポジション3。
2セット目は、タピバ→ダブルタップ。
プッシュアップ2カウント。
ドロップでポジション3ラン64カウント。

シラタキ
シラタキ

BPM150のため、ランはカウントより短く感じやすい。
遅くともダブルタイムのスピードで走り抜きたい。


🚲09
Wassup (Listen to the Horns) / Timmy Trumpet & Kastra feat.Chuck Roberts
2:48
[↓:BPM124]
[DUMBBELL]

ショルダープレスとフライのセット。

ドロップでショルダープレス2カウント
→ライト&レフトシングルカウント。

フライ2カウント→4カウント。
ショルダープレス4カウント
→ライト&レフトシングルカウント。
フライ2カウント。
ドロップで2ショルダープレスライト&レフトシングルカウント+2フライ2カウント。

シラタキ
シラタキ

肘は下げても胸の高さまで。
ショルダープレスのアップは肘を腕を伸ばし切り、フライのクローズは両肘をつけて。


🚲10
Rise (Sam Feldt Remix) / Calum Scott
2:42
[P3さげてもm↑× RH:122]
[BACK TO UP / TAP IT BACK]

バックトゥアップとタピバのセット。

リズムスタート。
開始まもなく立ちこぎポジション3。
バックトゥアップ4カウント。
サビでタピバ
→ダブルタップ。

バックトゥアップ2カウント→4カウント。
サビでタピバ
→ダブルタップ。

シラタキ
シラタキ

大きくタピバを。
お尻だけが出ないように。


🚲11
Dominator (Bass Modulators Remix) / Armin van Buuren & Human Resource
3:47
[P2↓P3↑× DT:BPM150]
[PUSH UP / PUSH & ELBOW / P3RUN / P2RUN]

ダブルタイムでプッシュアップとプッシュ&エルボー、ランのセット。

爆速ダブルタイムスタート。
1セット目は、プッシュアップ2カウント。
プッシュ&エルボー2カウント。
ドロップでポジション3ラン32カウント
→ポジション2ラン32カウント。

インターバル短く、2セット目は、ドロップでポジション3ラン32カウント
→ポジション2ラン32カウント。

ここで終わりません。
3セット目は、プッシュアップ2カウント。
プッシュ&エルボー2カウント。
ドロップでポジション3ラン32カウント
→ポジション2ラン32カウント
→ポジション3ラン32カウント。

シラタキ
シラタキ

BPM150がもう一曲続きます。
ペース配分に気を付けて。


🚲12
Louder / D-Block & S-te-Fan, Rebourne
4:57
[P3↑P2↓× RH⇒DT:BPM150]
[PUSH UP / P3RUN / P2RUN]

プッシュアップとランのセット。

リズムスタート。
開始まもなく立ちこぎポジション3。
1セット目は、プッシュアップ2カウント。
ドロップでポジション3ラン32カウント
→ポジション2ラン32カウント。

リズムへ減速して立ちこぎポジション3。
2セット目は、プッシュアップ4カウント
→2カウント→4カウント。
ドロップでポジション3ラン64カウント。

座ってリズムへ減速。再び立ちこぎポジション3。
3セット目は、プッシュアップ2カウント。
ドロップでポジション3ラン96カウント。
座ってダブルタイム(と言っても爆速)へ減速しながらプッシュアップ2カウント。

シラタキ
シラタキ

プッシュアップは顔からではなく胸からハンドルに近付けるように。
曲の最後までダブルタイムの死守を。


⌛Stretch
Home / seatime feat.WAVO X
2:02

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BB2 Hous 5のセットリスト

🚲01
Something / Martin Garrix & Breathe Carolina
[PUSH & ELBOW]

🚲02
Rave / Steve Aoki, Showtek, MAKJ feat.Kris Kiss
[PUSH UP / SIDE TO SIDE / BACK TO UP]

🚲03
By My Side / Wolfpack, Jerry Davila, Jonathan Mendelsohn
[ELBOW DOWN / STANDING FAST]

🚲04
Nalu / Deep Chills & Brendan Mills
[ELBOW DOWN / SIDE TO SIDE]

🚲05
SHINE Ibiza Anthem 2022 (Extended) / Paul van Dyk & Aly & Fila
[TAP IT BACK / TAP & PUSH / BACK TO UP]

🚲06
By Your Side / Mike Perry
[PUSH UP / ELBOW DOWN / PUSH & ELBOW / P3DT]

🚲07
Game Over / Unsenses, GLDY LX
[PUSH UP / TAP & PUSH / CROUCHING]

🚲08
That Way (Raakmo Remix) / VINAI & VAMERO feat.Chris Crone
[PUSH UP / P3RUN / P2RUN / TAP IT BACK]

🚲09
Wassup (Listen to the Horns) / Timmy Trumpet & Kastra feat.Chuck Roberts
[DUMBBELL]

🚲10
Rise (Sam Feldt Remix) / Calum Scott
[BACK TO UP / TAP IT BACK]

🚲11
Dominator (Bass Modulators Remix) / Armin van Buuren & Human Resource
[PUSH UP / PUSH & ELBOW / P3RUN / P2RUN]

🚲12
Louder / D-Block & S-te-Fan, Rebourne
[PUSH UP / P3RUN / P2RUN]

⌛Stretch
Home / seatime feat.WAVO X

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BB2 House 5 体験直後の感想(レビュー)

イチローの言葉「小さなことを重ねることが、とんでもないところに行くただ一つの道」

筆者シラタキは、毎朝5時に起きてFEEL ANYWHEREでオンラインレッスンを受講しています。
この習慣を続けられているのもサポートアイテムのおかげ。
愛用しているサポートアイテムをブログ記事にまとめました。
同じFEELCYCLISTのみなさんは、どんなサポートアイテムを使っていますか?
習慣をより良くするために、良い物はじゃんじゃん取り入れたいです。
是非コメントで教えてください!

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