FEELCYCLE「BB2 House 3」は、全身の脂肪燃焼を目的とした中級者Body Burnシリーズで、レッスン使用曲に主にハウスミュージック、エレクロ、トランスを採用したプログラムの第3弾です。
2017年リリースのプログラム。第64回グラミー賞、最優秀ダンス/エレクトロニック・レコーディング部門にてノミネートしているティエストの”Harder(feat.Talay Riley)”や世界的に有名なDJニッキー・ロメロ、ギャランティスなどハウスの曲を選曲。気分を上げたい時にオススメ。
FEELCYCLE公式紹介文より
使用するハンドルはポジション2とポジション3のみ。
ダンベル1曲を含み、ダンベルの後に3曲ある11曲構成です。
後述する通り強度の高さからなのか(結果的に人気のベテランインストラクターさんになるからなのか)、予約が埋まりやすい人気のプログラムの1つです。
BB2 House 3の強度
直近リリースされた「FEEL NOW」と比べて明らかに高い負荷を感じました(超強度)
こぎ終えて振り返ると、こんなん誰がこぎ切れるの?と疑問に思えてくる程の超人向けセットリスト。
まず、ポジション3ランが登場する曲が、4曲目とダンベル前とラストソングにしっかり配置されています。
その脇をかためるのが高速ダブルタイムの曲たち。
ポジション3ダブルタイム中のプッシュアップやクラウチングまで、ラン以外でも消耗ポイントが盛り沢山です。
加えて、BSBかよ!と突っ込みたくなるくらいの、後半の腕へのアプローチ感。
肘位置高めの休憩無しダンベルに始まり、プッシュアップ祭り、高速ダブルタイムでのプッシュアップ。。
走破のポイント
まずは全体像の把握から(飛ばし過ぎない)
初見での走破はまず無理なセットリストだと思います。
他の超強度のプログラムと同じく、まずは全体像の把握から。
下手すると痛めちゃうレベルなので、より万全な体調と事前ストレッチで臨みましょう。
慣れるまでは、ランをダブルタイムに置き換えたり、クラウチングのバウンドを多少許容したりして良いと思います(それでもしっかりとした強度だと思います)
体幹を最大限活かす
完走して体力、腕力、脚力が余ることはほぼ無いと思います。
強度が比較的低い序盤から体幹でしっかり支え、無駄な消耗の抑制を。
ひとつひとつの積み重ねが後半の完走に影響してきます。
仕上げに忠実ダブルタイム
他のプログラムだと忠実にダブルタイムをこいだ上で動作を組み上げていくことを提案していますが、「BB2 Hous 3」の場合は、ダブルタイムの継続自体が高難度。
プッシュアップやエルボーダウン等の動作を優先した方が走破に近付きやすいのではと考えました。
各曲の動作と強度
🚲01
More Than You Know / Axwell Λ Ingrosso
3:23
[P3↑× RH⇒DT:BPM123]
[PUSH UP / TAP IT BACK / P3DT]
プッシュアップ、タピバ、ポジション3ダブルタイムのセット。
リズムスタート。
開始まもなく立ちこぎポジション3。
1セット目は、サビでプッシュアップ2カウント。
間奏でタピバ。
2セット目は、サビ前にプッシュアップ4カウント
→サビでプッシュアップ2カウント。
ポジション3ダブルタイム32カウント
→ドロップでプッシュアップ2カウント(64カウント)
フィニッシュのポジション3ダブルタイム中のプッシュアップは体幹で支えたまま。
頭からではなく胸をハンドルに近付けるイメージで。
🚲02
Harder / Tiësto & KSHMR feat.Talay Riley
3:13
[P3↑× RH⇔DT:BPM126]
[BACK TO UP / P3DT]
バックトゥアップとポジション3ダブルタイムのセット。
リズムスタート。
1セット目は、バックトゥアップ4アップ→2カウント。
ドロップでポジション3ダブルタイム64カウント。
リズムへ減速。
2セット目も、バックトゥアップ4アップ→2カウント。
ドロップでポジション3ダブルタイム64カウント。
バックトゥアップも、ハンドルに手を添える程度でバランスが取れるくらい体幹で支えられるようになると良いと思います。
🚲03
Next Escape / Viceroy feat.Patrick Baker
3:26
[P2↓P3↑× DT:BPM123]
[ELBOW DOWN / STANDING FAST]
エルボーダウンとスタンディングファストのセット。
ダブルタイムスタート。
1セット目は、エルボーダウンオフビート2カウント。
ドロップでアップ8カウント+ダウン×4エルボーダウンオフビート2カウント。
2セット目も、エルボーダウンオフビート2カウント。
ドロップでアップ8カウント+ダウン×4エルボーダウンオフビート2カウント。
エルボーダウンオフビート2カウント。
スタンディングファストで座った直後にスムーズにエルボーダウンに入りたい。
着地する前から前傾を作り始めていると間に合いやすい。
🚲04
Lighthouse / Nicky Romero
4:38
[P2↓P3↑× DT:BPM128]
[PUSH UP / P3RUN / P2RUN / P3DT]
プッシュアップ、ラン、ポジション3ダブルタイムのセット。
ダブルタイムスタート。
1セット目は、プッシュアップ4カウント→2カウント。
しばらくペダリング。
ドロップでポジション3ラン64カウント。
2セット目は、プッシュアップ4カウント→2カウント。
しばらくペダリング。
ドロップでポジション3ラン64カウント
→ポジション2ラン32カウント
ポジション3ダブルタイム64カウント。
ランで力むと軸がぶれがち。
カウントの長いランでは消耗が激しいので、自然体を特に意識して。
膝を引き上げて胸に近付けるイメージで徐々に加速。
軽快に推進するフォームのポイントを見つけ出したら、後はそれを継続。
🚲05
Tell Me You Love Me / Galantis & Throttle
3:10
[P3↑× RH:BPM122]
[SIDE TO SIDE / BACK TO UP / BACK TO SIDE]
サイサイ、バックトゥアップ、バックトゥサイドのセット。
リズムスタート。
開始まもなく立ちこぎポジション3。
サイサイ。
バックトゥアップ4カウント。
バックトゥサイド4カウント。
サイサイ。
バックトゥアップ4カウント→2カウント。
ドロップでバックトゥサイド。
肩だけブンブンは避けたいところ。
小幅であっても、頭から腰まで同じ幅で横移動することを意識して。
🚲06
OK / Robin Schulz feat.James Blunt
3:12
[P3↑× RH⇔DT:BPM122]
[TAP IT BACK / CROUCHING]
タピバとクラウチングのセット。
リズムスタート。
開始まもなく立ちこぎポジション3。
1セット目は、タピバ。
クラウチング32カウント
→ドロップでダブルタイムへ加速(32カウント)
2セット目も、タピバ。
クラウチング32カウント
→ドロップでダブルタイムへ加速(64カウント分)
→高速タピバ(64カウント分)
長時間のクラウチングは後半に響きます。
脚力に自信があるかどうかでバウンスの調整を。
🚲07
Beautiful World / Blasterjaxx & DBSTF feat. Ryder
4:33
[P2↓P3↑× DT:BPM130]
[ELBOW DOWN / P3RUN / P2RUN]
エルボーダウンとランのセット。
ダブルタイムスタート。
1セット目は、エルボーダウン4カウント→2カウント。
しばらくペダリング。
ドロップでポジション3ラン64カウント。
2セット目は、エルボーダウン4カウント→2カウント。
しばらくペダリング。
ドロップでポジション3ラン64カウント
→ポジション2ラン32カウント。
この後もラストソングまで負荷の高い曲が続きます。
ランで無理しないように。
🚲08
Moshpit / Showtek feat.GC
3:37
[↓:BPM128]
[DUMBBELL]
トライセプスとフライのセット。
1セット目は、トライセプス4カウント
→2カウント→シングルカウント。
ドロップでフライ2カウント。
2セット目も、トライセプス4カウント
→2カウント→シングルカウント。
ドロップでフライ2カウント。
休憩無く常に両腕に負荷が掛かっている状態が続くため、腕力がゴリゴリ削られます。
この後は全曲プッシュアップ有りの曲なので無理は禁物。
🚲09
Roll the Bass / Major Lazer
3:46
[P3↑× RH:BPM150]
[PUSH UP]
ひたすらプッシュアップのセット。
リズムスタート。
開始まもなく立ちこぎポジション3。
1セット目は、プッシュアップ4カウント→2カウント
→ドロップで2ダウン2アップ。
2セット目も、プッシュアップ4カウント→2カウント
→ドロップで2ダウン2アップ。
ダンベルで消耗し切った両腕に立ちこぎ2ダウン2アップはなかなかの負荷。
胸と背中、お腹で支えて。
🚲10
Out of the Blue (Radio Edit) / system F
3:54
[P2↓× DT:BPM140]
[PUSH UP / ELBOW DOWN]
ダブルタイムでプッシュアップとエルボーダウンのセット。
高速ダブルタイムスタート。
プッシュアップオフビート2カウント。
エルボーダウンオフビート2カウント。
プッシュアップオフビート2カウント。
エルボーダウンオフビート2カウント。
プッシュダウンキープ64カウント。
プッシュアップオフビート2カウント。
プッシュダウンキープ64カウント。
4プッシュ+4エルボー
→2プッシュ2エルボー。
4分がめちゃめちゃ長く感じます。
ここまで走り切った上でのダブルタイム継続は高難度。
慣れないうちはプッシュアップとエルボーダウンを優先で良いと思います。
🚲11
Right Now / Zatox & Tatanka
3:13
[P2↓P3↑× DT:BPM150]
[PUSH UP / P3RUN]
プッシュアップとランのセット。
爆速ダブルタイムスタート。
1セット目は、プッシュアップ2カウント。
しばらくペダリング。
ドロップでポジション3ラン64カウント。
2セット目は、プッシュアップ2カウント。
しばらくペダリング。
ドロップでポジション3ラン96カウントでフィニッシュ。
この曲までにランをこげる余力を残せるかがペース配分のポイント。
走破を目指すならしっかり振り返りを。
⌛Stretch
Breathe (Kartell Slow Remix) / Télépopmusik
3:24
BB2 House 3のセットリスト
🚲01
More Than You Know / Axwell Λ Ingrosso
[PUSH UP / TAP IT BACK / P3DT]
↓
🚲02
Harder / Tiësto & KSHMR feat.Talay Riley
[BACK TO UP / P3DT]
↓
🚲03
Next Escape / Viceroy feat.Patrick Baker
[ELBOW DOWN / STANDING FAST]
↓
🚲04
Lighthouse / Nicky Romero
[PUSH UP / P3RUN / P2RUN / P3DT]
↓
🚲05
Tell Me You Love Me / Galantis & Throttle
[SIDE TO SIDE / BACK TO UP / BACK TO SIDE]
↓
🚲06
OK / Robin Schulz feat.James Blunt
[TAP IT BACK / CROUCHING]
↓
🚲07
Beautiful World / Blasterjaxx & DBSTF feat.Ryder
[ELBOW DOWN / P3RUN / P2RUN]
↓
🚲08
Moshpit / Showtek feat.GC
[DUMBBELL]
↓
🚲09
Roll the Bass / Major Lazer
[PUSH UP]
↓
🚲10
Out of the Blue (Radio Edit) / system F
[PUSH UP / ELBOW DOWN]
↓
🚲11
Right Now / Zatox & Tatanka
[PUSH UP / P3RUN]
⌛Stretch
Breathe (Kartell Slow Remix) / Télépopmusik
BB2 House 3 体験直後の感想(レビュー)
イチローの言葉「小さなことを重ねることが、とんでもないところに行くただ一つの道」
筆者シラタキは、毎朝5時に起きてFEEL ANYWHEREでオンラインレッスンを受講しています。
この習慣を続けられているのもサポートアイテムのおかげ。
愛用しているサポートアイテムをブログ記事にまとめました。
同じFEELCYCLISTのみなさんは、どんなサポートアイテムを使っていますか?
習慣をより良くするために、良い物はじゃんじゃん取り入れたいです。
是非コメントで教えてください!
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