FEELCYCLE「BB2 Hit 22」は、全身の脂肪燃焼を目的とした中級者向けBody Burnシリーズで、レッスン使用曲にグラミー賞やブリット・アワードなど世界のアワードで受賞またはノミネートされた楽曲を中心に採用したプログラム第4弾(それぞれの年代にUS/UKでヒットした楽曲で構成されていた頃を含めると第22弾)
前作「BB2 Hit 21」が2021年4月リリースでしたのでおよそ1年ぶりのBB2ヒットシリーズのリリースとなりました。
Compシリーズラッシュや「FEEL NOW」の登場で存在感が薄まりつつある印象ですが、今作もグラミー賞やブリット・アワードにノミネートされた楽曲やアーティストの曲でしっかり構成されていました。
2022年リリースのプログラム。イギリスで開催される音楽の祭典式ブリット・アワード2022ノミネート曲や、世界最高峰の音楽賞第64回グラミー賞受賞したブルーノ・マーズ率いるシルク・ソニックの“Leave The Door Open”、本年度最多となる5冠、アルバム賞を受賞したジョン・バティステの“We Are”より“FREEDOM”、最優秀新人賞と最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム、最優秀ポップ・パフォーマンス(ソロ)3冠に輝いたオリヴィア・ロドリゴ”drivers license”などの2022年のヒット曲を選曲。
FEELCYCLE公式紹介文より
1曲目しっとり始まって2曲目ガンガン上げるのが、最近のプログラムの流行なんでしょうか笑
一方、強度を感じる曲からダンベルへ移る定番の流れではなく、ダンベル前に立ちこぎ曲を挟むという新しい展開が見られました。
ダンベル曲1曲を含み、ダンベルの後に2曲ある12曲構成。
使用するハンドルポジションはポジション2とポジション3のみでシンプルです。
BB2 Hit 22の強度
前作「BB2 Hit 21」に比べると若干強度高めでしょうか。
しかし、分類的には中強度に及ばず、「BB2 Hit 21」と同じ並強度と評価しました。
普段からBB2をこいでいる人は、初見でも余裕を持ってこぎ切れると思います。
ランは1曲も登場しません。
BB1に登場するような極めて強度が低い曲が配置されていて、前半は強度抑え目です。
このペースで進むと低強度?と思ってしまう程でした。
一方、中盤になってポジション3ダブルタイム、延々とスタンディングファストするディープっぽいセット、終盤にもポジション3ダブルタイムでタピバやプッシュアップを繰り返すセットが次々に登場。
強度が引き上がっていました。
ダンベルは後述しますが、向き合い方次第。
新しい動作や難しいコンビネーションも無く、高速ダブルタイムもありません。
立ちこぎが得意か不得意かで強度の感じ方が大きく変わる印象でした。
走破のポイント
大量タピバのアプローチ回収
タップ&プッシュを含めると全12曲中7曲もタピバが登場します。
頭の高さを維持。
バイクと並行に真っ直ぐ後に上体を引きます。
サイサイと同じく大きくこいで、リズミカルにクっと引く。
腕で上体を戻すのではなく、お腹のバネで跳ね返すイメージ。
エルボーダウンを丁寧に
タピバに次いで多いのがエルボーダウン。
エルボーダウンは全12曲中半分の6曲で登場します。
特に立ちこぎ中や、スタンディングファストとのコンビネーションでは雑になりやすい。
肘と頭の上げ下げ運動にならないよう、1回1回お腹が縮んでいることを確認しながら。
4カウントではより深く、シングルカウントでは既にある程度下げた状態を起点に最後の一下げ。
それぞれのエルボーダウンを柔軟に回収していくのがポイント。
ダンベルは肘の位置を意識
ダンベルはアームカールとチェストプレス。
どちらの動作も肘の高さが重要。
どれだけ肘の位置を高い状態で固定したまま繰り返せるかでアプローチが変わってきます。
ガチ固定はかなりの負荷なので、初見は無理をしないように。
各曲の動作と強度
🚲01
drivers license / Olivia Rodrigo
4:02
[P3↑× RH:BPM144]
[TAP IT BACK]
ひたすらタピバのセット。
リズムスタート。
開始まもなく立ちこぎポジション3。
1セット目は、サビでタピバ。
2セット目は、サビでタピバ
→コーラスパートでダブルタピバ
→曲の最後までタピバ。
頭の高さを変えないように。
🚲02
Shockwave / Marshmello
3:01
[P3↑× RH:BPM164]
[PUSH UP / TAP&PUSH]
プッシュアップ、タップ&プッシュのセット。
リズムスタート。
開始まもなく立ちこぎポジション3。
1セット目は、プッシュアップ4カウント→2カウント。
ドロップでタップ&プッシュ。
プッシュアップ4カウント。
一旦座って、再び立ちこぎポジション3。
2セット目も同じ。
プッシュアップ4カウント→2カウント。
ドロップでタップ&プッシュ。
プッシュアップ4カウント。
プッシュアップが高速。
2カウントはある程度ダウンしたところを起点に繰り返すと良さそう。
🚲03
Remember / Becky Hill & David Guetta
2:40
[P2↓P3↑× DT:BPM124]
[STANDING FAST / ELBOW DOWN]
スタンディングファストとエルボーダウンのセット。
ダブルタイムスタート。
一度動作が始まったら曲の最後まで止まりません。
スタンディングファスト8カウント→4カウント。
エルボーダウン2カウント
→4カウント→2カウント。
スタンディングファスト8カウント→4カウント。
エルボーダウン4カウント。
🚲04
FREEDOM / Jon Batiste
2:58
[P3↑× RH:BPM115]
[TAP IT BACK / PUSH UP / ELBOW DOWN]
タピバ、プッシュアップ、エルボーダウンのセット。
リズムスタート。
開始まもなく立ちこぎポジション3。
ダブルタップダブルプッシュ。
エルボーダウンライト&レフトシングルカウント。
ダブルタップダブルプッシュ
+4エルボーダウンライト&レフトシングルカウント
ダブルタップ。
プッシュアップ2カウント。
クラウチング24カウント。
2セット目は、エルボーダウンライト&レフトシングルカウント。
ダブルタップダブルプッシュ
+4エルボーダウンライト&レフトシングルカウント。
肩に力が入りやすいので脱力を意識して。
🚲05
Peaches / Justin Bieber feat.Daniel Caesar & Giveon
3:18
[P3↑× RH:BPM90]
[BACK TO UP / SIDE TO SIDE / BACK TO SIDE]
バックトゥアップ、サイサイ、バックトゥサイドのセット。
リズムスタート。
開始まもなく立ちこぎポジション3。
すぐにサイサイ。
サビでバックトゥアップ2カウント。
サイサイ。
サビでバックトゥアップ2カウント。
サイサイ。
サビでバックトゥアップ2カウント。
バックトゥサイド2カウント。
腕に頼らずお腹で支えて。
🚲06
LaLaLa / Black Coffee, Usher
3:37
[P2↓P3↑× DT:BPM115]
[ELBOW DOWN / P3DT]
ダブルタイムでエルボーダウン、ポジション3ダブルタイムのセット。
ダブルタイムスタート。
1セット目は、エルボーダウンオフビート2カウント
→ライト&レフト。
ポジション3ダブルタイム32カウント。
2セット目は、エルボーダウンオフビート2カウント
→ライト&レフト。
ポジション3ダブルタイム64カウント。
エルボーダウンライト&レフトは肩を落として脇腹アプローチ。
🚲07
Leave The Door Open / Bruno Mars, Anderson .Paak, Silk Sonic
4:02
[P3↑× RH:BPM148]
[TAP IT BACK / ELBOW DOWN / SIDE TO SIDE]
タピバ、エルボーダウン、サイサイのセット。
リズムスタート。
開始まもなく立ちこぎポジション3。
タピバ
→サビでダブルタップ。
エルボーダウンシングルカウント。
タピバ
→サビでダブルタップ。
サイサイ2カウント。
サビでダブルタップ。
サイサイ2カウント。
サイサイはお腹に力を入れ、大きくこぐとハンドルに頼らなくてみ安定しやしい。
🚲08
Heartbreak / Bonobo, Totally Enormous Extinct Dinosaurs
4:25
[P2↓P3↑× DT:BPM127]
[STANDING FAST / ELBOW DOWN]
スタンディングファストとエルボーダウンのセット。
ダブルタイムスタート。
スタンディングファスト8カウント→4カウント。
エルボーダウンキープ64カウント。
エルボーダウンオフビート2カウント。
アップ8カウント+ダウン8カウント&4エルボーダウンオフビート2カウント
→アップ4カウント+ダウン4カウント&2エルボーダウンオフビート2カウント。
スタンディングファスト直後のエルボーダウンはハンドルに体重がのりやすいので注意。
🚲09
Remember Her Name / Mickey Guyton
2:58
[P3↑× RH⇒DT:BPM100]
[TAP IT BACK / SIDE TO SIDE / P3DT]
タピバとサイサイのセット。
リズムスタート。
開始まもなく立ちこぎポジション3。
1セット目は、サビでタピバ。
サイサイ。
サビでダブルタイムへ加速。
2セット目は、ポジション3ダブルタイム32カウント
→タピバ(×ポジション3ダブルタイム32カウント)
ダブルタイムのまま立ちこぎ継続。
ポジション3ダブルタイム32カウント
→サビでタピバ(×ポジション3ダブルタイム64カウント)
ポジション3ダブルタイムのままタピバに突入します。
お腹から力を抜かないように。
🚲10
INDUSTRY BABY / Lil Nas X, Jack Harlow
3:32
[↓:BPM150]
[DUMBBELL]
アームカールとチェストプレスのセット。
アームカール4カウント→2カウント
→ライト&レフト
→シングルカウント。
チェストプレスオフビート2カウント
→ライト&レフト。
4アームカール2カウント
+2チェストプレスライト&レフトオフビート2カウント
→2アームカール2カウント
+チェストプレスライト&レフトオフビート2カウント。
ダンベルは胸の高さを維持。
🚲11
Easy On Me / Adele
3:44
[P3↑× RH:BPM142]
[TAP IT BACK]
ひたすらタピバのセット。
リズムスタート。
開始まもなく立ちこぎポジション3。
1セット目は、サビでタピバ。
2セット目は、サビでタピバ
→ダブルタップ
→サビでシングルタップ。
🚲12
Little Bit of Love / Tom Grennan
3:46
[P3↑× DT:BPM107]
[P3DT / PUSH UP / TAP IT BACK / TAP & PUSH]
ダブルタイムでプッシュアップ、タピバ、タップ&プッシュのセット。
ダブルタイムスタート。
開始しばらくして立ちこぎポジション3。
ポジション3ダブルタイム16カウント
→サビでプッシュアップ4カウント(×ポジション3ダブルタイム32カウント)
→2カウント(×ポジション3ダブルタイム32カウント)
ダブルタイムのまま立ちこぎ継続。
ポジション3ダブルタイム32カウント
→プッシュアップ4カウント(×ポジション3ダブルタイム16カウント)
→サビで2カウント(×ポジション3ダブルタイム32カウント)
→タピバ(×ポジション3ダブルタイム32カウント)
→タップ&プッシュ(×ポジション3ダブルタイム32カウント)
ダブルタイムのまま立ちこぎ継続。
ポジション3ダブルタイム32カウント
→サビでタップ&プッシュ(×ポジション3ダブルタイム64カウント)
一度立ったら曲の最後まで座ることなく、減速することもありません。
最初からお腹に力を入れてロングセットに備えたい。
BB2 Hit 22のセットリスト
🚲01
drivers license / Olivia Rodrigo
[TAP IT BACK]
↓
🚲02
Shockwave / Marshmello
[PUSH UP / TAP & PUSH]
↓
🚲03
Remember / Becky Hill & David Guetta
[STANDING FAST / ELBOW DOWN]
↓
🚲04
FREEDOM / Jon Batiste
[TAP IT BACK / PUSH UP / ELBOW DOWN]
↓
🚲05
Peaches / Justin Bieber feat.Daniel Caesar & Giveon
[BACK TO UP / SIDE TO SIDE / BACK TO SIDE]
↓
🚲06
LaLaLa / Black Coffee, Usher
[ELBOW DOWN / P3DT]
↓
🚲07
Leave The Door Open / Bruno Mars, Anderson .Paak, Silk Sonic
[TAP IT BACK / ELBOW DOWN / SIDE TO SIDE]
↓
🚲08
Heartbreak / Bonobo, Totally Enormous Extinct Dinosaurs
[STANDING FAST / ELBOW DOWN]
↓
🚲09
Remember Her Name / Mickey Guyton
[TAP IT BACK / SIDE TO SIDE / P3DT]
↓
🚲10
INDUSTRY BABY / Lil Nas X, Jack Harlow
[DUMBBELL]
↓
🚲11
Easy On Me / Adele
[TAP IT BACK]
↓
🚲12
Little Bit of Love / Tom Grennan
[P3DT / PUSH UP / TAP IT BACK / TAP & PUSH]
イチローの言葉「小さなことを重ねることが、とんでもないところに行くただ一つの道」
筆者シラタキは、毎朝5時に起きてFEEL ANYWHEREでオンラインレッスンを受講しています。
この習慣を続けられているのもサポートアイテムのおかげ。
愛用しているサポートアイテムをブログ記事にまとめました。
同じFEELCYCLISTのみなさんは、どんなサポートアイテムを使っていますか?
習慣をより良くするために、良い物はじゃんじゃん取り入れたいです。
是非コメントで教えてください!
コメント