
FEELCYCLE「BB2 House 7」は、全身の脂肪燃焼を目的とした中級者ボディバーンシリーズで、レッスン使用曲に主にハウスミュージック、エレクトロ、トランスを採用したプログラムの第7弾です。
2025年7月にリリースされました。
EDMを代表するスーパーグループ、スウェディッシュ・ハウス・マフィアが、キングス・オブ・トゥモローの名曲をアリシア・キーズとリリースした”Finally”をセレクト。
FEELCYCLE公式紹介文より
フローレンス・アンド・ザ・マシーンが第55回グラミー賞にノミネートされたアルバム”Ceremonials”の中でも人気の高い1曲”Spectrum”を、音楽プロデューサーであり、レーベル兼イベントブランドの創設者でもあるモーガン・シーツリーがリミックスした”Say My Name”をセレクト。
使用するハンドルポジションは、ポジション2とポジション3のみ。
ダンベル1曲を含み、ダンベルの後に2曲ある全12曲構成です。

BB2 House 7の強度
直近リリースされた「BB2 NOW」と比べて高めの負荷を感じました(中強度)
ランは後半に2曲登場します。
全4セットとも64カウントで、うち3セットはポジション3ぶっ通し。
ポジション3ダブルタイムは1曲。
序盤の3曲目で、全2セットともに追い込み有りの64カウント。
スプリント曲はなかなか攻めてます。
BB2 House 7の最大の特徴は、コンビネーションの難解さではないでしょうか。
珍しい組み合わせのコンビネーションが唐突に始まります。
これまでのプログラムのコンビネーションは、動作が徐々に複雑になっていき、2セット目以降が最も難しくなるパターンがほとんどだったかと思いますが、BB2 House 7は出だしから最も難しいコンビネーションからスタートします(そんな展開、私の記憶ではスクリのBangarangくらい?)
しかも、ミスを誘発しているかのように何度も繰り返します。
余計な力が入っていると体力を消耗し、負荷を感じやいでしょう。
前記のラン2曲と、6曲目のワンハンドクラウチングの向き合い方次第で、強度の感じ方が変わってきそうです。
走破のポイント
コンビネーションに翻弄されない
初見からノーミスでできる人はいないでしょう笑
出だしと、繰り返す中で慣れてきた後も油断して間違えやすい。
何度か間違えることはおり込んだ上で、間違っても自身のペースでリカバリーしていくと気が楽だし、余計な力が入ることによる消耗を抑えられそう。
カウントいっぱいこぎ切る
前記通りランもポジション3ダブルタイムも、毎セット合計64カウントです。
お腹に力が入った状態をキープ。
始まったら64カウント、ペースを落とさずこぎ切る覚悟で臨むと、より良い走後感を得られるでしょう。
プッシュアップのアプローチ回収を
比較的プッシュアップ多めのセットリストです。
顔が下を向きやすいので常に正面を捉えて。
素早く繰り返すプッシュアップは起点を低くして深いところの行き来で。
2ダウン2アップは二の腕に負荷がかかった真ん中で止める意識を。
各曲の動作と強度
🚲01
Ready for the Action / Nick Havsen, David White & Sisters Cap
2:41
[P3↑× ST:BPM132]
[PUSH UP]
プッシュアップのセット。
開始まもなく立ちこぎポジション3。
1セット目は、ドロップでプッシュアップ4カウント。
2セット目は、プッシュアップ4カウント
→ドロップで2カウント。

顔は上げたまま胸をハンドルに近づけて。
胸を開いた時、肘は胸の真横。
🚲02
Daydream / Quarterhead & Theresa Rex
2:53
[P3↑× ST:BPM125]
[TAP & ELBOW / ELBOW DOWN / PUSH UP]
タップ&エルボー、エルボーダウン、プッシュアップのセット。
開始まもなく立ちこぎポジション3。
タップ&エルボー+エルボーダウンライト&レフトシングルカウント+プッシュアップ2カウント。
タップ&エルボー。
タップ&エルボー+2エルボーダウンライト&レフトシングルカウント。
タップ&エルボー+エルボーダウンライト&レフトシングルカウント+プッシュアップ2カウント。

唐突にコンビネーションが始まります。
間違っても力まず落ち着いて。
🚲03
Angels For Each Other / Martin Garrix & Arijit Singh
3:35
[P2↓P3↑× DT:BPM130]
[PUSH UP / ELBOW DOWN / P3DT]
ダブルタイムでプッシュアップ、エルボーダウン、ポジション3ダブルタイムのセット。
ダブルタイムスタート。
1セット目は、プッシュアップ2カウント。
ドロップでポジション3ダブルタイム32カウント
→プッシュアップ2カウント(×ポジション3ダブルタイム32カウント)
2セット目は、エルボーダウン2カウント。
ドロップでポジション3ダブルタイム32カウント
→エルボーダウン2カウント(×ポジション3ダブルタイム32カウント)
立ちこぎのまま減速してジャストリズム。

2セットとも追い込みセットあり。
最後までお腹から力を抜かないように。
🚲04
I’m Going Out / Steve Aoki, Sam Feldt & XANDRA with Zak Abel & Nile Rodgers
2:29
[P3↑× ST:BPM118]
[BACK TO UP / SIDE TO SIDE / BACK TO SIDE]
バックトゥアップ、サイドトゥサイド、バックトゥサイドのセット。
開始まもなく立ちこぎポジション3。
バックトゥアップ4カウント。
サイドトゥサイド。
バックトゥアップ4カウント→2カウント。
バックトゥサイド4カウント→2カウント。

ハンドルを強く握り過ぎないように。
🚲05
Say My Name (Remix) / Morgan Seatree & Florence + The Machine
2:48
[P3↑× ST:BPM140]
[PUSH UP]
プッシュアップのセット。
開始まもなく立ちこぎポジション3。
プッシュアップ4カウント+2プッシュアップ2カウント+2ダウン2アップ+プッシュアップ4カウント。
プッシュアップ4カウント→2カウント。
プッシュアップ4カウント+2プッシュアップ2カウント。
2ダウン2アップ。
プッシュアップ4カウント+2プッシュアップ2カウント+2ダウン2アップ+プッシュアップ4カウント。

再び唐突コンビネーション。
インストラクターさんの指示に聞き耳を立て、あとは体で覚えて。
🚲06
Finally / Swedish House Mafia & Alicia Keys
3:36
[P3↑× ST:BPM131]
[CROUCHING / ELBOW DOWN / BACK TO UP]
クラウチング、エルボーダウン、バックトゥアップのセット。
開始まもなく立ちこぎポジション3。
1セット目は、右手を背中の後にまわしてワンハンドクラウチング64カウント。
ワンハンドエルボーダウンオフビート2カウント。
2セット目は、バックトゥアップ2カウント。
左手を背中の後にまわしてワンハンドクラウチング96カウント。
ワンハンドエルボーダウンオフビート2カウント。

片手でのエルボーダウンはハンドルに体重がのりやすいので意識的に。
🚲07
Talk To Me / Champion, Four Tet & Skrillex feat.Naisha
3:53
[P3↑× ST:BPM127]
[DIAMOND / BACK TO UP / TAP BACK]
ダイヤモンド、バックトゥアップ、タップバックのセット。
開始まもなく立ちこぎポジション3。
ダイヤモンドトゥザライト2カウント+バックトゥアップ2カウント+ダブルタップ。
バックトゥアップ2カウント+ダブルタップ。
ダイヤモンドトゥザレフト2カウント+バックトゥアップ2カウント+ダブルタップ。

唐突コンビネーション3本目。
バックトゥアップとタップバックが混同しないように。
🚲08
Shut Up (Nicky Romero Edit) / Third Party & Mark Roma
3:49
[P2↓↑× DT:BPM130]
[PUSH UP / ELBOW DOWN / PUSH & ELBOW / STANDING FAST]
ダブルタイムでプッシュアップ、エルボーダウン、プッシュ&エルボー、スタンディングファストのセット。
ダブルタイムスタート。
1セット目は、プッシュアップ2カウント。
エルボーダウン2カウント。
8プッシュ8エルボー2カウント
→4プッシュ4エルボー
→2プッシュ2エルボー
→プッシュ&エルボー。
2セット目は、2プッシュ2エルボー2カウント
→プッシュ&エルボー。
8アップ+8ダウン×2プッシュ&エルボー2カウント
→4アップ+8ダウン×プッシュ&エルボー2カウント。

とにかく忙しい。
特に終盤のスタンディングファストのコンビネーションは雑になりやすいので丁寧に。
🚲09
Champion / Aftershock & Last Word
2:47
[P3↑× ST:BPM155]
[TAP & PUSH / PUSH UP / P3RUN]
タップ&プッシュ、プッシュアップ、ランのセット。
開始まもなく立ちこぎポジション3。
1セット目は、タップ&プッシュ。
ドロップでポジション3ラン64カウント。
立ちこぎ継続。
2セット目は、プッシュアップ4カウント。
ドロップでポジション3ラン64カウント。

立ちこぎのままリズムから全力疾走へと急加速。
故障しないよう加速は周りに流されず自身のペースで。
🚲10
Lie / Mike Perry
2:32
[↓:BPM130]
[DUMBBELL]
ショルダープレスのセット。
ショルダープレス2カウント
→4カウント→2カウント。
ショルダープレスライト&レフト2カウント
→2ライト2レフト
→ボースハンド4カウント→2カウント
→ライト&レフトシングルカウント。

アップ時は腕を伸ばし切って。
ダウン時に肘が下がり過ぎないように。
🚲11
Reminisce / Said The Sky & Taylor Acorn
2:45
[P3↑× ST:BPM106]
[SIDE TO SIDE / TAP BACK / ELBOW DOWN]
サイドトゥサイド、タップバック、エルボーダウンのセット。
開始まもなく立ちこぎポジション3。
ドロップでサイドトゥサイド。
タップバック。
エルボーダウン2カウント。
サイドトゥサイド。

肩の余計な力を抜いて。
ハンドルに極力頼らないように。
🚲12
Beautiful People (AFROJACK & Amél Remix) / David Guetta & Sia
3:28
[P2↓P3↑× DT:BPM127]
[PUSH UP / PUSH & ELBOW / P3RUN / P2RUN]
ダブルタイムでプッシュアップ、プッシュ&エルボー、ランのセット。
ダブルタイムスタート。
1セット目は、プッシュアップ2カウント
→4カウント→2カウント。
ドロップでポジション3ラン32カウント
→ポジション2ラン32カウント。
2セット目は、プッシュ&エルボー2カウント
→4カウント→2カウント。
ドロップでポジション3ラン64カウント。

プッシュアップとプッシュ&エルボーが雑になりやすい。
最後まで顔を上げたまま1回1回丁寧に。
⌛Stretch
light dark light / Fred again.. & Angie McMahon
3:07
BB2 House 7のセットリスト
🚲01
Ready for the Action / Nick Havsen, David White & Sisters Cap
[PUSH UP]
↓
🚲02
Daydream / Quarterhead & Theresa Rex
[TAP & ELBOW / ELBOW DOWN / PUSH UP]
↓
🚲03
Angels For Each Other / Martin Garrix & Arijit Singh
[PUSH UP / ELBOW DOWN / P3DT]
↓
🚲04
I’m Going Out / Steve Aoki, Sam Feldt & XANDRA with Zak Abel & Nile Rodgers
[BACK TO UP / SIDE TO SIDE / BACK TO SIDE]
↓
🚲05
Say My Name (Remix) / Morgan Seatree & Florence + The Machine
[PUSH UP]
↓
🚲06
Finally / Swedish House Mafia & Alicia Keys
[CROUCHING / ELBOW DOWN / BACK TO UP]
↓
🚲07
Talk To Me / Champion, Four Tet & Skrillex feat.Naisha
[DIAMOND / BACK TO UP / TAP BACK]
↓
🚲08
Shut Up (Nicky Romero Edit) / Third Party & Mark Roma
[PUSH UP / ELBOW DOWN / PUSH & ELBOW / STANDING FAST]
↓
🚲09
Champion / Aftershock & Last Word
[TAP & PUSH / PUSH UP / P3RUN]
↓
🚲10
Lie / Mike Perry
[DUMBBELL]
↓
🚲11
Reminisce / Said The Sky & Taylor Acorn
[SIDE TO SIDE / TAP BACK / ELBOW DOWN]
↓
🚲12
Beautiful People (AFROJACK & Amél Remix) / David Guetta & Sia
[PUSH UP / PUSH & ELBOW / P3RUN / P2RUN]
⌛Stretch
light dark light / Fred again.. & Angie McMahon
BB2 House 7 体験直後の感想(レビュー)
スタジオ725本目は
— シラタキ@FEELCYCLIST (@MeShirataki) July 17, 2025
BB2 House 7🚲
・ダンベル含む全12曲
・ラン2曲+P3DT1曲
・↑全セットにおいて合計64カウント
・ミスの誘発を狙ったかのような唐突&長いコンビネーション
・でも良曲に背中を押される
ランとの向き合い方次第の中強度かな🤔https://t.co/hhrsRtYNRJ#bb2house7 #feelcycle
イチローの言葉「小さなことを重ねることが、とんでもないところに行くただ一つの道」
筆者シラタキは、毎朝5時に起きてFEEL ANYWHEREでオンラインレッスンを受講しています。
この習慣を続けられているのもサポートアイテムのおかげ。
愛用しているサポートアイテムをブログ記事にまとめました。
同じFEELCYCLISTのみなさんは、どんなサポートアイテムを使っていますか?
習慣をより良くするために、良い物はじゃんじゃん取り入れたいです。
是非コメントで教えてください!










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